ちょうど1年前に背中が痛くなりました

断続的でしたが、激痛になることもありました。

2024年11月初旬に妻と長野県へ旅行に行きましたが、夜寝る時にいろいろと姿勢を変えても、なかなか痛みがなくならず寝付けなかったのを覚えています。

チラッと「すい臓がんかも？」と思って調べてみましたが、症状が一致していなかったので、癌を疑うことはありませんでした。（甘かった！）

そのあとの流れは当メディアの記事「59歳で癌になりました」で紹介していますので、詳細は省きます。

癌になって、いろんなことを考えるようになりました。

妻のこと、娘のこと、親のこと、古い友人のこと・・・、思い出して懐かしんだり、後悔したり、記憶がよみがえるとともにいろんな感情が湧き上がってきます。

死を意識する時って、何も邪魔するものがなく、ただ自分と向き合っている状態なので、思考や感覚に不純物が混ざっておらず、研ぎ澄まされているように感じました。

2024年の９月末、背中の痛みが始まる1週間前に愛犬が旅経ちました。約1年間、悪性リンパ腫で抗がん剤治療を続けた末のお別れでした。精神的に敏感かつ不安定なコでしたので、「今どこにいるんだろう」「ちゃんとやってるかな」と心配になってました。

それからすぐに私の背中が痛み出し、癌であることがわかりました。
これってもしかしたら愛犬が「パパ、一緒に逝こう」って迎えに来たのかもと思うようになりました。

だとしたら、一緒に逝ってあげた方がいいよなと思う気持ちもあり、複雑でした。

結果的に、今こうして私の癌は改善し、「ごめんね、大丈夫？」と心でつぶやきながら、ともに10年を過ごした愛犬のことを思い出す毎日です。

シェルターに保護されていたところを引き取って、家族になりました。今どうしてる？会いたいなあ（涙）💦