がん患者サロンとの出会い

がんになると、不安、死の恐怖、孤独感などに襲われます。
どれほど心が強い人でも、見えない病魔と闘うのは辛い。そんな時、誰かと短時間でも話ができると、救われます。
入院中は看護師さんとたわいもない話をして、気持ちを紛らわしていました。コミュニケーションの大切さを痛感する毎日でした。
そんな時、ふと、以前一度だけ行ったがんサロンのことを思い出しました。病院の緩和ケア病棟に勤務している医師が主宰していて、がん患者だけでなく、家族や遺族を対象にしたサロンを定期的に開催しておられます。
父親ががん患者なので、以前、家族として参加したことがあります。同じような境遇の人が集まって、自分の話をする、シンプルな集いでした。でも、少し話をしただけで、スーッと心が軽くなりました。
運営は医療関係者がボランティアで続けておられます。頭が下がります。
I FOR YOU JAPAN
https://iforyouj.org/
理事長を務める医師が訪問診療クリニックを開業したことがわかりました。
がん治療、緩和ケアの実績があって、患者に寄り添うタイプの人なので、訪問診療に最適な人だと思いました。頑張ってね!
ライター
がんサバイバーHIRO
1965年生まれ/男性 2024年12月に59歳で前立腺がん(ステージ4)が見つかったが、3か月後に寛解。自分の体験談を参考にしてもらおうとメディア運営することを決断しました。治療、症状の経過、検査結果などを公開しています。